両国とはどんな街?大相撲だけじゃない!グルメも豊富な歴史的スポット! | コラム | 株式会社R-net

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両国とはどんな街?大相撲だけじゃない!グルメも豊富な歴史的スポット!

両国(りょうごく)は、東京都墨田区に位置するエリアで、江戸時代から続く歴史的な街並みと文化が融合した地域です。両国国技館があり、お相撲の聖地としても有名なこの地域は、江戸の面影を残す街並みと、現代的な観光スポットが点在し、多くの観光客に親しまれています。今回のコラムはそんな両国の街を深く掘り下げてご紹介していきます。


■目次
両国の歴史と概要
両国エリアの特徴
両国のおすすめスポット
両国エリアの魅力まとめ


■両国の歴史と概要


両国という地名は、元々江戸時代に隅田川を挟む武蔵国(むさしのくに)と下総国(しもうさのくに)の境界に位置していたことに由来します。この地域は江戸時代に入ると急速に発展し、隅田川沿いの交通の要所として重要な役割を果たしたという歴史的背景があります。
両国エリアの発展は1659年に架けられた両国橋が江戸と周辺地域を結ぶ重要な架け橋となり、人や物資の流通を支え、この橋の完成によって地域の商業活動が活発化し、周辺には市場や店が立ち並び発展していくこととなります。
また両国と言えば相撲と言うイメージがありますが、この両国は相撲文化の発祥の地でもあります。江戸時代から相撲が盛んに行われた場所であり。国技館の前身である常設の相撲場がこの地に設けられたことから、相撲文化が根付いていきました。現在でも「大相撲両国場所」は毎年多くの観光客を引きつけています。
現在の両国国技館は1985年に開館しました。相撲以外にも、プロレスやコンサートなど多目的イベントが開催される施設として利用されています。相撲博物館では、歴史的な資料や力士の道具が展示されており、相撲文化に触れることができます。
両国は、江戸時代の風情を感じながら現代文化も楽しめる貴重なエリアです。相撲の伝統、歴史的なスポット、そしてグルメなど、幅広い魅力が詰まっており、歴史的な価値と現代の観光資源を活かし、両国は今後も国内外の観光客を迎える魅力的な街として進化を続けている地域です。


■両国エリアの特徴


両国は日本の伝統文化と現代的な魅力が共存するエリアです。相撲の聖地として国内外で知られる一方で、江戸の歴史を感じられる観光スポットや名物グルメ、落ち着いた雰囲気の住宅街としての側面も持っています。ここでは、両国エリアの特徴について詳しくご紹介していきます。

1. 相撲の聖地


両国といえば、相撲文化が最も有名ですね。エリアの中心には「両国国技館」があり、大相撲の本場所が開催されるほか、相撲博物館では歴史や力士の文化に触れることができます。また、町中には力士が歩く姿や相撲部屋が多く点在し、相撲を身近に感じられる特別な雰囲気が広がっています。

2. 歴史と文化が息づく街


両国には「江戸東京博物館」という東京の歴史を学べる施設があります。江戸時代の町並みを再現した展示や、実際の道具や衣装が展示されており、観光客や歴史愛好者にとって必見のスポットです。
また、隅田川近くに位置する旧安田庭園は、江戸時代に作られた回遊式庭園で、自然と歴史を感じられる癒しの空間です。四季折々の風景が楽しめるため、写真撮影や散歩にも最適な場所です。

3. 魅力的なグルメスポット


両国には、相撲と縁が深い「ちゃんこ鍋」の名店が集まっています。力士の食事として親しまれるちゃんこ鍋は、栄養たっぷりでバリエーション豊富。観光客にも大人気です。本場の味を楽しめる店が数多くありますので、ぜひ力士の食文化を体験してみましょう。ちゃんこを食べたらカフェなどもおすすめです。隅田川の絶景を眺めながら食事ができるおしゃれなスポットが増えています。

4. イベントや祭り


両国エリアでは、年間を通じてさまざまなイベントが開催されます。特に「両国花火大会」や「江戸文化祭」など、地域ならではのイベントが地元住民と観光客を楽しませます。また、大相撲両国場所は毎年行われる人気のイベントで、相撲観戦を通じて日本文化に触れられます。そして隅田川花火大会では夏の夜空を彩る大迫力の花火を、隅田川沿いから眺めることができます。

5. 交通の利便性とアクセスの良さ


両国は、JR総武線や都営大江戸線が利用できる交通の利便性が高いエリアとなっております。東京駅や浅草、秋葉原といった主要スポットへのアクセスが良いため、観光の拠点としても適しています。そして隅田川からお台場エリアを巡る水上バス(東京水辺ライン)が利用でき、観光気分を一層盛り上げてくれます。

両国エリアは、相撲をはじめとする日本文化や江戸時代の歴史、現代的な観光スポット、そして豊かな食文化が融合した魅力的な地域です。伝統と現代が織りなす特別なエリアであると言えます。


■両国のおすすめスポット


両国は相撲文化の中心地として知られるだけでなく、歴史や自然、グルメなど、多彩な魅力を楽しめるスポットが点在しています。上記にも若干述べてきましたが、観光や散策に最適な両国のおすすめスポットを紹介していきます。

1. 両国国技館


やはり外せないのが両国を代表するランドマーク「両国国技館」です。大相撲の本場所が開催される相撲ファン必見のスポットで、館内には相撲博物館が併設されており、相撲の歴史や文化に触れることができます。また、大相撲が開催されていない時期には、コンサートやスポーツイベントなども行われています。
• 見どころ: 力士の取り組み観戦、相撲博物館での歴史展示
• アクセス: JR総武線「両国駅」から徒歩2分


2. 江戸東京博物館


江戸時代から現代までの東京の歴史を知ることができるのが「江戸東京博物館」です。家族連れや歴史好きの方に人気のスポットで、巨大な江戸の町並み模型や当時の生活を再現した展示が魅力で、インタラクティブな展示物も多く、楽しみながら江戸=東京の歴史を学べます。
• 見どころ: 江戸の町並み再現、特別展
• 営業時間: 通常10:00~18:00(月曜休館)
• アクセス: JR総武線「両国駅」から徒歩5分


3. 旧安田庭園


都会の喧騒から離れ、静かな時間を過ごせる「旧安田庭園」は、江戸時代に造られた日本庭園です。池を中心とした回遊式庭園で、四季折々の自然の美しさを楽しむことができます。春の桜や秋の紅葉シーズンには特に多くの人が訪れております。
• 見どころ: 池に映る美しい風景、隅田川の近くでのんびり散策
• 入園料: 無料(一部有料あり)
• アクセス: JR総武線「両国駅」から徒歩7分


4. 隅田川テラス


隅田川沿いを歩きながらリラックスできる「隅田川テラス」は、散歩やジョギングに最適なスポットであります。特に両国橋付近からは、隅田川を挟んだスカイツリーの景観が楽しめるため、映える写真撮影にもおすすめです。
• 見どころ: 川辺の風景、スカイツリーを望む眺望
• アクセス: 両国橋付近から隅田川沿いに続く散策路


5. 江戸NOREN(えどのれん)


両国駅直結の観光スポット「江戸NOREN」は、江戸情緒あふれる空間でさまざまなグルメを楽しめる場所です。施設内には日本各地の名物料理を提供する店舗が並び、ちゃんこ鍋をはじめとする江戸の味を気軽に堪能できます。
• 見どころ: 江戸の街並みを再現した店内、グルメ
• 営業時間: 11:00~22:00(店舗による)
• アクセス: JR総武線「両国駅」西口直結


6. 両国花火資料館


隅田川花火大会の歴史や、花火作りの技術を学べる「両国花火資料館」は、小さな施設ながら非常に興味深い展示が満載です。花火の模型や映像資料を見ることができ、日本の夏の風物詩を改めて楽しめます。
• 見どころ: 歴史的な花火の資料や映像
• 入館料: 無料
• アクセス: JR総武線「両国駅」から徒歩8分


7. 両国湯屋 江戸遊


観光で疲れた体を癒やしたい方には、銭湯と現代のスパを融合させた「両国湯屋 江戸遊」がおすすめです。広々とした湯船やサウナ、リラクゼーションスペースが完備されており、1日中ゆっくりと過ごすことができます。
• 見どころ: 温泉、岩盤浴、マッサージ
• 営業時間: 11:00~翌朝9:00
• アクセス: JR総武線「両国駅」から徒歩7分


両国エリアは、相撲の伝統や江戸時代の歴史、自然、グルメなど、多彩な魅力を楽しめるスポットが揃っています。短時間で回れる場所も多いため、半日観光からじっくり滞在するプランまで柔軟に楽しむことが可能です。ここでご紹介した以外でも沢山のスポットがありますので、機会があれば両国エリアを散策してみてください。


■両国の魅力まとめ


両国エリアは、相撲や江戸文化を象徴する場所でありながら、現代的な観光スポットや快適な施設も充実しています。歴史や文化を感じつつ、美味しい食事や自然に癒される多面的な魅力を楽しめるのが両国の最大の特徴です。観光はもちろん、地元の人々との触れ合いも人情があり楽しい特別なエリアです。近年では再開発も進んでおり、古き良き街並みを維持しながら新しいマンションができてきております。両国の賃貸物件のことなどありましたらお気軽にご相談ください。