コラム
六本木の魅力とは?歴史やロケーション、魅力の紹介!
2018年12月14日
六本木ヒルズ、泉ガーデンと言ったビジネス街や高級マンションに代表され華やかなイメージのある六本木。現在は繁華街としても知られる六本木ですが美術館や四季を感じるスポットもあります。今回は六本木について紹介していきます。
■目次
六本木の概要
六本木の歴史
六本木の街並み
六本木の魅力
上品で洗練された六本木を楽しめる場所
■六本木の概要
東京都港区の北部、高台に位置し1丁目から7丁目までで構成されている六本木。港区では南青山、赤坂、虎ノ門、麻布に隣接しています。人口は2017年12月1日の時点では13000人ほどです。六本木ヒルズを代表に大型商業施設、タワーマンションなども集中し東京有数、日本でも代表的な繁華街になっています。
交通アクセスは東京メトロ日比谷線の六本木駅、南北線なら麻布十番駅か六本木一丁目駅、千代田線なら乃木坂駅がエリアの最寄り駅です。都営地下鉄大江戸線なら六本木駅や麻布十番駅で下車します。
■六本木の歴史
六本木の歴史をみてみると江戸時代は大半が武家地区域にも関わらず、寺院や神社が集まる門前長でした。また、以前から湧き水や地下水に恵まれ、金魚の養殖が盛んでありました。近代になると政府の軍事施設が設置され兵隊の街に発展していきます。歴史の教科書にも登場する二・二六事件にも参加者を送り込んだ兵隊第三連隊が現在の六本木7丁目にありました。戦後、GHQが置かれたのも六本木エリアになっています。
ちなみに「六本木」の名称は6本の松からあったことから由来している説は有名です。他にも青木氏、一柳氏、上杉氏、片桐氏、朽木氏、高木氏の大名屋敷が存在していたことに由来する説もあります。
■六本木の街並み
戦後のGHQが置かれた影響から外国人向けのお店や飲食店は東京でもいち早く発展した六本木。オシャレなまちづくりはその名残があるからです。高度経済成長期にはテレビ朝日が開局し芸能人やアーティストたちから好まれる繁華街へと発展。各国の大使館が所在する影響もあり国際色豊かな街並みも楽しむことができます。2003年に開業しヒルズ族の言葉が流行したのは記憶に新しい六本木ヒルズは緑とインフラオフィスや住宅、文化施設に商業施設などバランスの取れた設計がなされ、ミッドタウンタワーと並んで六本木を代表する高層ビルとなっています。ミッドタワーはオフィスビルにホテル、美術館、公園などで構成され東京都内では最高層の248mのビルとなります。
以上のように六本木の街並みは繁華街の様子に加え、IT系を中心にビジネス街へと変化してきています。
■六本木の魅力
六本木の魅力は「仕事」、「遊び」、「住む」が上手く融合していることが大きな魅力です。「職住近接」と言う表現に「遊び」を追加した「職住遊近接」がいい表現でしょう。高層ビルにオフィスが集合していたり、相場は高いものの賃貸住宅も豊富にあります。それから飲食店、各種ショップ、文化施設、遊戯施設などがバランスよく存在しています。大都会東京の魅力が詰め込まれていると言っても良いくらいです。
そして繁華街としても有名です。繁華街とは言うものの猥雑なイメージになりますが六本木の場合、上質に洗練されています。飲食店にしても高級店が多く、街を走る車も高級外車や大使館ナンバーをつけた高級車もよく見かけます。
さらに六本木の賃貸住宅や分譲マンションなども土地柄的に高級な物も多く、中には一般的な金銭感覚よりかけ離れたものも存在します。
このように上質なイメージが六本木は東京だけではなく全国にも通用するようなエリアブランドとなっているわけです。例えば六本木ヒルズにオフィスや住居を構えると成功者というイメージは取引先などにいい印象を与えビジネスの後押しになります。
■上品で洗練された六本木を楽しめる場所
六本木の上品で洗練された街を楽しめる場所がいくつかあります。3箇所紹介しますので参考にしてみてください。・六本木ヒルズと東京ミッドタウンでの買い物や食事
今回、何度も話題に出している六本木ヒルズと東京ミッドタウン。おすすめはハイブランドの店舗です。国内外問わず有名なブランドを取り扱うお店が多く所在しています。もちろん、飲食店もあり夜は高層ビルから眺める夜景は最高です。
・森美術館などの美術館
六本木の街の雰囲気をさらに向上させる美術館が六本木駅付近にあります。例えば森美術館は六本木ヒルズに入っています。閉館は22時と遅くまで営業しているので買い物や食事の後に訪れてもいいでしょう。
また、国立新美術館も六本木駅から徒歩圏内となっています。全面ガラス張りで他とは一線を画している雰囲気があります。国内最大の展示スペースには企画展示や公募展が開催されています。
・パブリックアート
六本木の街のあちこちに点在するパブリックアートも六本木の魅力です。「雨に消える椅子」、「アーチ」、「愛だけを…」、「波紋」など有名アーティストによるパブリックアートは個性的で魅了されるでしょう。
・クラブでナイトライフ
六本木には外資系企業も多く、大使館が周辺にはあることから外国人が多く集まるエリアです。海外の人が多く集まるようなクラブが六本木にはたくさんありますからバーや飲食店で交流を楽しむことも可能です。「muse」や「FERIA TOKYO」などは多くの訪日客が訪れるお店です。
日本を代表する街・六本木
繁華街として有名な六本木には色々な魅力がありました。六本木は住む、遊ぶ、働くが上手く融合してハイセンスな街で日本を代表するエリアです。